1. 時制の一致とは?
スペイン語では、主節の時制によって従属節の動詞の時制も変化するルールがあり、これを「時制の一致(concordancia de tiempos)」と言います。特に接続法(subjuntivo)と組み合わせるときに重要になります。
例えば:
- Quería que vinieras.(私は君が来ることを望んでいた。)
この場合、主節 Quería(querer の過去形)に合わせて、従属節の vinieras(venir の接続法過去)が使われています。
2. 主節が現在形・未来形の場合
主節が現在形または未来形の場合、従属節の動詞には現在時制の動詞が使われることが一般的です。
✅ 例文
| 主節の時制 | 従属節の時制 | 例文 |
|---|---|---|
| 現在形 | 接続法現在 | Espero que tengas un buen día.(あなたが良い一日を過ごすことを願っています。) |
| 未来形 | 接続法現在 | Te llamaré cuando llegues.(君が到着したら電話するよ。) |
✅ ポイント
- 「願望・希望・要求・感情」を表す動詞が主節にある場合、従属節には 接続法現在 を使う。
- 未来形では、「〜したら」「〜するとき」のような時間を表す接続詞(cuando, en cuanto など)の後に接続法現在を用いる。
3. 主節が過去形の場合
主節が過去形や条件法の場合、従属節の動詞も過去の形に一致させます。
✅ 例文
| 主節の時制 | 従属節の時制 | 例文 |
| 点過去 / 線過去 | 接続法過去 | Me pidió que lo ayudara.(彼は私に助けてほしいと言った。) |
| 過去未来(条件法) | 接続法過去 | Me gustaría que vinieras.(君に来てほしい。) |
✅ ポイント
- 主節が過去形(点過去・線過去)なら、従属節には 接続法過去 を用いる。
- 条件法 も過去に関わるため、接続法過去とセットで使われることが多い。
4. 「もし〜なら」の仮定法構文
スペイン語では、仮定法を使う際に時制の一致が必要になります。
✅ 例文
| 条件節(Si) | 結果節 |
| Si + 接続法過去 | 条件法現在 |
| Si + 過去完了(接続法) | 条件法過去完了 |
🔹 例文
- Si tuviera más dinero, viajaría por el mundo.(もしお金がもっとあれば、世界を旅するのに。)
- Si hubieras estudiado más, habrías aprobado el examen.(もっと勉強していたら、試験に合格していただろう。)
✅ ポイント
- 仮定法現在では 接続法過去 + 条件法現在 を使う。
- 仮定法過去では 接続法過去完了 + 条件法過去完了 を使う。
5. まとめ
- 現在・未来の主節 → 従属節には接続法現在を使う。
- 過去・条件法の主節 → 従属節には接続法過去を使う。
- 仮定法では、「Si + 接続法過去 → 条件法現在」または「Si + 接続法過去完了 → 条件法過去完了」のルールを覚える。
このルールをしっかり覚え、自然なスペイン語を身につけましょう!


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